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PAGE2-3  >> 占断の方法

易卦が出たあとの占い方

占いの方法

用神を決める

① 用神(ようじん)について
占う目的により得卦の六爻のなかでどの爻を中心にみるかを決めます
用神は六親五類を使って決めます

② 用神の決め方
断易で占う第一歩は用神を決めることです
※ 当ホームページのコンピュータ簡易占いでは用神は自動的に決まります
◎六親用神
自分のこと・・・・世爻を用神にする
相手のこと・・・・応爻を用神にする
兄弟・・・・・・・兄弟を用神にする
子供・・・・・・・子孫を用神にする
両親・・・・・・・父母を用神にする
夫・・・・・・・・官鬼を用神にする
妻・・・・・・・・妻財を用神にする
◎占事用神
縁談・・・・・・男は妻財、女は官鬼
求財(金銭)・・妻財
病気・・・・・・病を官鬼、医者、薬を子孫、または六親用神で決める
出世・・・・・・官鬼
就職・・・・・・会社は妻財、官公庁は官鬼
入学試験・・・・父母
失せもの・・・・六親の象意による

    ◎六親の象意
  • 父母・・・我を生じてくれるもの
    父母、先生、家主、家、衣服、傘、帽子、書籍、証文、天候では雨など
  • 官鬼・・・我を剋するもの
      官庁、夫、上司、神、盗賊、疾病、天災、刃物、天候では暴風雨など
  • 兄弟・・・我と同じもの
    兄弟、姉妹、友人、同僚、競争者、破財、天候では風、雲など
  • 妻財・・・我から剋するもの
    妻、部下、宝石、貴重品、食物、財産、日用雑貨、天候では晴れなど
  • 子孫・・・我から生じるもの
    子女、孫、自己を守るもの、医者、良薬 など

③ 原神、忌神、仇神
六親の五行は父母(水)、兄弟(木)、子孫(火)、妻財(土)、官鬼(金)です 世応で用神を選んだ場合はその爻に配当されている六親で見ます
原神・・・用神を生じる爻、強いほうが用神にとっては良い
忌神・・・用神を剋する爻、弱いほうが用神にとっては良い
仇神・・・原神を剋し、忌神を生じる爻、仇神が強ければ用神にとっては不利

④ 飛神と伏神
得卦の中に用神にした六親が現れないことがあります、そのときは得卦の首卦を 見ます、首卦には六親が全て出現していますので同じ六親を首卦と同じ爻の位置 に伏します、これが伏神です。また元からある六親を飛神といいます。伏神には 明るみに出られないところがありますが、一定の条件の下に明るみに出られるこ とがありますこれを提抜(ていばつ、後述) と言います。

外側の条件を見る

月建と日辰
月建(げっけん)とは占った時の属する月の十二支で
日辰(にっしん)とは占った時の属する日の十二支のことをいいます
また占った時の年の十二支を歳星(さいせい)と言って、この 三つを三伝と言いますが歳星を用いることはほとんど無く主に月建と日辰で占断します

①月建と用神との関係を見る
◎月建の十二支の五行と用神の爻の十二支の五行との関係を見ます

    旺、相、休、囚、死
  • 旺・・・月建と用神が同じ五行(辰と戌、丑と未は除く)
    用神は強い、同じ十二支の場合は最も強い
  • 相・・・月建が用神を生じるとき
    旺の次に用神は強い
  • 休囚死・・旺相以外のとき休囚と言う
    用神は弱い、ただし次に日辰との関係を見たとき日辰と同じ十二支なら旺相に変わる
◎月建の五行と用神の五行を見ます
    生、剋
  • 生・・・月建が用神を生じるとき(相)
    用神は強い
  • 剋・・・月建が用神を剋するとき(死)
    用神は弱い
◎月建の十二支と用神の爻の十二支を見ます
    合、冲
  • 合・・子と丑、寅と亥、卯と戌、辰と酉、巳と申、午と未のとき
    用神は強い(相と同じ)、寅と亥、辰と酉、午と未は用神から生を受けるので さらに強い、子と丑、卯と戌、巳と申は用神から剋されるので勢いは弱まる
  • 冲・・子と午、丑と未、寅と申、卯と酉、辰と戌、巳と亥のとき
    月破と言って用神は弱い、特に子と午、寅と申、卯と酉、巳と亥のときは 用神から剋されるのでさらに用神は弱くなる(剋破と言う)

②日辰と用神の関係を見る
◎日辰の十二支の五行と用神の爻の十二支の五行との関係を見ます

    生、剋
  • 生・・・日辰が用神を生じるとき
    用神は強い
  • 剋・・・日辰が用神を剋するとき
    用神は弱い
  • 同五行・・日辰と用神が同じ五行のとき
    同五行で日辰が十二支順に前の支なら拱、後の支なら扶と言って 用神は強い(ただし丑と未、辰と戌、は除く)
◎日辰の十二支と用神の爻の十二支を見ます
    同、合、冲
  • 同・・同じ十二支のとき
    用神は最も強く、月建との関係で休囚のときも旺相に変わり月破であっても 破れません、さらにその月を越えても弱まりません
  • 合・・合の関係のとき
    静爻のとき・・用神は力があって強い(合起と言う)
    動爻のとき・・用神は動くことができず弱い(合住と言う)
  • 冲・・冲の関係のとき
    静爻で旺相のとき・・用神は動爻のような働きをして強い(冲起暗動と言う)
    静爻で休囚のとき・・事が散じて用神は弱い(冲散と言う)
    ※ただし土行の冲(丑と未、辰と戌)は冲起暗動とする
    動爻のとき・・事が散じて用神は弱い(冲散)
③十二運
十二運とは五行の盛衰を五行ごとに十二支に当てはめた運気のことです十二運は 長生→沐浴→官帯→臨冠→帝旺→衰→病→死→墓→絶→胎→養と伸びて次はまた 長生になります、断易では十二運全部を使うことはあまりありません、使うのは 長生、帝旺、墓、絶の四つです十二運は日辰の十二支と用神爻の五行で見ます
十二運表
日辰
帝旺 長生
長生 帝旺
長生帝旺
水土帝旺 長生
    十二運
  • 長生・・今後ますます伸びて帝旺に向かう
  • 帝旺・・現在すでに強力だが今後衰退に向かう
  • 墓・・・衰退して活力や判断力が落ちている、特に病占は凶だが財運では吉の場合もある
  • 絶・・・力が非常に衰える、病占では大凶
◎空亡(旬空)
空亡とは前に十干と十二支の項で示した下図から出します、十干は10種、十二支 は12種ですので下図の各列で現れない十二支が二支あってその支を空亡と言います
甲寅甲子甲戌 甲申甲午甲辰
乙卯乙丑乙亥 乙酉乙未乙巳
丙辰丙寅丙子 丙戌丙申丙午
丁巳丁卯丁丑 丁亥丁酉丁未
戊午戊辰戊寅 戊子戊戌戊申
己未己巳己卯 己丑己亥己酉
庚申庚午庚辰 庚寅庚子庚戌
辛酉辛未辛巳 辛卯辛丑辛亥
壬戌壬申壬午 壬辰壬寅壬子
癸亥癸酉癸未 癸巳癸卯癸丑
日辰の十干と十二支が上図の列のどれかをみて、用神爻の十二支が列の中に 無ければ用神は空亡になります
    空亡
  • 甲寅の列・・・子、丑
  • 甲子の列・・・戌、亥
  • 甲戌の列・・・申、酉
  • 甲申の列・・・午、未
  • 甲午の列・・・辰、巳
  • 甲辰の列・・・寅、卯
空亡は何もしない、乗り気でない、ぼんやり、才能がない、短命などの意味があって 縁談占などでは一方が空亡だと成立しないことがあります
空亡の支は十日間活動を休止するとされています、また空亡は 応期(結果の出る日)を示すといわれています